空き巣被害対策

昔から言われていますが泥棒は、ほとんどと言っていいほど事前に侵入しようとする家の不在時間や住人の家族構成などを下見をしていますので不在であることを悟られないことが「空き巣被害対策」の第一歩です。
住宅侵入窃盗のうち、「空き巣」は約7割を占めているので留守宅の防犯対策はとても重要です。

女性の一人暮らしだから「高価なものは置いてないし、狙われない」と思っていませんか?しかし、ブランドのバッグやアクセサリー、パソコン、テレビなども窃盗のターゲットです。

また、最近の傾向として、侵入経路が「無施錠」のドアや窓であることも忘れてはいけません。
「ちょっとゴミ出しに」「ちょっと新聞を取りに」といった、「短時間だから・・・」と鍵をかけなかったり、ついうっかり鍵をかけ忘れるといったことがないようにしたいものです。

※泥棒が嫌がる部屋・環境づくりが重要です。

①家の周囲や郵便ポストをキレイに保ちましょう。
 家の周囲が乱れていると、泥棒が下見の際に使うと言われている「マーキング」にも気付かない恐れがあります。マーキングをそのままにしていたり、ポストに郵便物が溜まったままだと「この家は常に不在」や「泥棒に入っても気づかれない」と、格好のターゲットになってしまいがちです。 万が一マーキングを見つけた場合はすぐにマークを消す・はがす、ポストの投函物はこまめにチェックするなどして、目が行き届いていることをアピールしましょう。玄関周りに、不審者を感知すると光で威嚇するセンサーライトカメラなどを設置するのもオススメです。

②窓やドアは「1ドア2ロック」が原則です。
 窓やドアは、1つに対し2つのカギをかける「ワンドア・ツーロック」が原則です。1つしかカギがついていない場合は、2つ目のカギを設置するのがオススメです。手軽に設置できる補助錠も市販されているので、活用しましょう。また、防犯性能が高い鍵につけ替えることも有効です。

③洗濯物はなるべく部屋干しにしましょう。
 洗濯物をベランダなど外に干している場合、干している時間から不在時間を悟られる可能性があります。雨なのに洗濯物が取り込まれていない、長時間にわたり洗濯物が干されたまま・・・という状態は「留守」であることをアピールしているのと同じ。洗濯ものはなるべく部屋干しすることをオススメします。

④塀や植栽などで死角をつくらないようにしましょう。
 特に一戸建て住宅の場合、一見、泥棒が入りにくそうな高い塀や生い茂った植栽は不審者が一度敷地内に入ってしまえば周囲から見えにくく、その分住宅内への侵入作業に時間をかけられ、泥棒にとっては好都合なのです。なるべく塀を低くしたり、植栽も剪定をして死角を作らず、見通しも良くするようにしましょう。

⑤防犯対策に有効な家電や、生活雑貨を利用しましょう。
 カーテンを閉め切った日が続くと、泥棒に留守だと悟られ、狙われる可能性が高いです。カーテンを閉め切りにせず、室内が見えにくいレースのカーテンなどをするようにしましょう。最近は、「ミラーレース」という、外から中の様子が見えにくいカーテンが市販されているので、おすすめです。また、タイマー式照明などの家電を活用すれば、長時間不在にする場合でも在宅か不在かをまぎらわすことができるので防犯対策になるでしょう。

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